買ってみようかなと思ったら
売り切れ
中古本も高騰しているので、ブームが去ってからにしようと思う。
「ヘールシャム化」する世界 バイオテクノロジー社会の行く末にあるもの 『わたし...
一月よりTBS系列で、ドラマ《わたしを離さないで》が、綾瀬はるか・三浦春馬・水川あさみ・麻生祐未などの共演で全国放映されている(三月一八日が最終回)。原作は二〇〇五年に刊行され世界的ベストセラーになった、カズオ・イシグロの『NeverLet
これを読んでいて
むしろ非人間とされる側にこそ人間性なるものがあり、逆に人間性に満ちているとされる外の人々や保護官の方が、人間性が失われている。
この手の逆説的な言い回しは割と好きだなと思います。
クローン人間やバイオテクノロジーの考察が続いていますが、
自分的には
人類は、テクノロジーに対して肯定的なグループとより人間的なものを重視するグループに分かれていくと思っていますが。ただ、現実問題としては、宇宙の基本原理が、優勝劣敗・適者生存にあるようですから、両方の考え方が併存することは難しいようにも思います。となると、結局はテクノロジーを有しながら、それをどのようにマネージしていくかという方向になるはずです。
私がそれが望んでいるという意味ではなく、おそらく、歴史的には二転三転するにしても、結局はクローン人間技術あるいはそれに類するものは現実のものとなり、それが存在するという前提の下に、人類社会は進んでいくことになると予想します。